娘が産まれてはや3年。
もうすぐ第二子が産まれそうなのですが、これまでスマホにメモして排出していなかった第一子の出産レポを公開したいと思います。
37週1日での出産でしたが、切迫早産だったこともあり分娩時間は脅威の3時間。
担当してくれた助産師さんからは「私もこういう出産がしたいです!初産とは思えない、すごいお産でした!」と言われるほどの超スピード安産でした。しかも会陰切開なしで。
全てにおいて進行が早すぎて思っていたお産と違いましたが、とにかく痛いのがすぐに終わってよかったなぁという印象です。
それでは、おしるしが出た時からのレポートです。
⚫︎出産4日前
ごく少量のおしるしが出る。
寝ていても腰が割れそうな痛みがあり、1〜2時間に一度のペースで腹痛で起きるし、胎動のたびに筋肉痛をひどくしたような痛みがあった。
時間の感覚が長いので、病院に連絡するほどのことでもないなぁと思いつつ、そろそろ本陣痛かな、、、と身構える。
⚫︎出産当日
21:52 陣痛開始
リビングのソファで、当時大流行していたドラマ「半沢直樹」を見ていたところ、生理痛かな?くらいの痛みが始まる。
母に、陣痛って生理痛みたいな感じ?と聞くも、自分の時は違ったなぁと言うので気にしないようにしていたものの、時間の間隔を測ると15〜20分。
あれ、陣痛じゃない、、、?と思いながらも痛みがそこまで強くないので様子を見ることに。
23:40 バチンという音と共に微量の破水?
前駆陣痛との区別がつかないので、一旦仮眠を取ろうと布団に入って数十分後。
突然、バチン!と子宮口あたりが弾けたような音が。
絶対破水だ!!と思い慌ててトイレに行ってパンツを確認するも、ものすごくちょっとだけしか濡れてない。
うーん、病院に連絡した方が良いのかな?と迷っているうちに、、、
23:57 陣痛が10分間隔切る
急に陣痛の感覚が短くなり、これが本陣痛なのか?でもまだそんなに痛くない、、、
と思いながらも、産院に連絡。
多分本陣痛だけど、まだ産まれるまで何時間もかかるから、しっかり準備してからきてくださいね〜と言われる。
00:30 タクシー会社に連絡
入院荷物を一通り見直して、陣痛タクシーとして登録していたタクシー会社に配車を依頼。
今考えると、荷物の見直しなんていいから、すぐにタクシー呼ぶべきだった、、、
出発した時には生理痛程度の痛みだったのに、出発して10分くらい経った辺りから、激痛に変化。
はじめは呑気に喋っていたものの、運転手のおじさんがあまりにずっと話しかけてくるので、途中から痛すぎてあなたの話に付き合ってる場合じゃないんだー!ごめんー!!頼むから静かにしてくれー!!!話す余裕ないよー!!!!と思いながら、「すみません、ちょっと痛すぎて話せなくなってきました、すみません、、、」と伝えたつもりが、聞こえてなかったらしく、結局病院に着くまで質問攻めに😂
おじさんは緊張や痛みをやわらげようとしてくれたんだろうけど、今思い返してもなかなか辛い時間だった💦
病院に着く頃には、陣痛の間隔は4分に。
1:20 やっとの思いで病院到着
実家から産院までが遠いので、30分ほどかかって到着。陣痛の間隔4分ですと助産師さんに伝えると、「あらーそんなに進んだのね!すぐに処置室に行きましょう!」と言われる。
ペットボトルの飲み物をまだ準備していなかったので途中の自販機で買おうとしたのだけど、痛すぎて変な体制でお金を投入していたら、警備員さんに心配される😂
1:30 子宮口4cm、頭が見える
処置室に入ったら、すぐに内診して状況を確認。
子宮口は4cmも開いていました。
タクシーの中で大量に破水しなくてよかった〜と思ってると、助産師さんに「あら〜髪の毛がふさふさの赤ちゃんねぇ。せっかくだから今触ってみたら?ほら!」と言われ、この時は血が手につくの嫌だな…と思って一度断ったけど、「お腹の中にいるの今しかないんだから!産まれる前に触っちゃいな!」と言われ押し負けて触ることに。
本当だ髪の毛が結構生えてる!この子がもうすぐ産まれるのか!!とちょっと嬉しくなったので、今ではあの時触ってみてよかったなと思っています。
助産師さん、押し付けがすごいなとか思ってごめん、、、血がつくとか言ってる場合じゃなかった。
1:40 子宮口9cm、陣痛室へ移動
子宮口がもっと開くまでNSTつけて様子見ますね〜と言われ、陣痛室へ。
この時、助産師さんに「そろそろ立会予定の母を呼んで良いですか?家から病院まで遠いし深夜なので早めに呼びたいんですけど」と伝えるも、「早くても産まれるのは朝方だと思うのでまだ呼ばなくていいですよ〜」と言われるが、、、
まさか、これが判断ミスになるとは。
40分くらいで「うゔゔぅーー」といううなり声を我慢できないくらい痛くなってきたことを伝えると、再び内診。子宮口9cmに。
2:30 LDH室へ移動
「早くても産まれるのは朝方」。
いやいや、こんな痛み朝まで耐えられるわけなくない!?と思いながら、子宮口がもうすぐ全開になりそうなので歩いてすぐ隣のLDH室へ。
かなりだだっ広い部屋に、私と助産師さんの2人きり。コロナ禍とはいえ、ぽつん感がすごい。この広い部屋でたった2人だけで産むの?と若干不安になっていたところ、助産師さんから「ごめんね、こんなに早く進むと思わなくて。お母さん呼ぼうか。急いでもらわないと間に合わないかも…」と言われ、あわてて母に電話。
母もこんなにお産の進みが早いと思ってなかったらしく、びっくりしていました。
痛みに耐えていると、隣のLDH室から聞こえてくる、「ぎゃああああぁぁぁぁーーーー!」という大音量の絶叫。
聞いたことのないとてつもない叫び声にびっくりしすぎて、助産師さんに「こんなに叫ぶほどもっと痛くなるんですか?」と聞くと、「そうですねー、結構皆さん叫ばれますよ」とのこと。
今もだいぶ痛いけど、痛みのマックスまだなの!?いつなの!?もう死にそうだよ!?!?と思いながら、ベッドの脇についているバーを握りしめる。
バーは、握りやすい位置が擦れて塗装が若干剥がれており、歴戦の妊婦さんたちもここで痛みを耐えてたのか、、、私も頑張らねば、、、!
と急にやる気と勇気が湧いてくる。
2:50 いきみはじめる
助産師さんから「お母さんが到着するまでいきむの待ちますか?」と言われるも、「痛すぎて無理です!一刻も早く産みたいです!!」と伝え、ついにいきめるように。
これ、待てる人いないでしょ。いや、頑張って待つ人がいるから聞くのか。とか考えながら、いきみ2回目で、、、
3:08 ついに誕生!
無事に産まれました!!
赤ちゃんに、「(産まれてきてくれて)ありがとう😭」と伝えて、達成感と元気に産まれてきてくれた感動で、少し涙。
なお、産まれる瞬間の動画を自分で回していたのですが、助産師さんによくそんな余裕ありましたねと驚かれました。
余裕はなかったけど、誰も人がいないからね!!仕方なかったのよ、、、
3:15 母到着
胎盤を出したり、赤ちゃんの体重を測ったりしているうちに、母がようやく到着。
深夜でタクシーが全然来なかったと言っていましたが、そもそも呼ぶのが遅かったよね、、、😂
母が間に合ってればもうちょい動画撮ったりできたんだけどなーというのが少し心残りだなと思ってると、助産師さんも「お母さん間に合わなくてすみませんでした😭私があの時呼んでいいですよと言っていれば…」と謝ってくれました。
まあ、まさか初産で3時間で産むなんて思わないよねぇ、、、私もびっくりだし、、、
助産師さんには「気にしないでください!むしろ無事産ませてくれてありがとうございます。今は力抜いてとかずっと的確に指示してくれたので、そのおかげで早く産めたんだと思います!」と伝えました。
というわけで、以上が出産レポです。
本気で痛かった時間は実質1時間くらいだったので、産み終わった後は正直「あれ?もう終わっちゃった…?覚悟してたよりは余裕だったな。もう1人くらい産めそう…」と思いました。
実際、お産が終わった後は体力余ってたので、パン食べたり歩いて病室まで移動したりしました。
とはいえ、死を覚悟するレベルの痛みで、できるものなら二度と味わいたくないですが!!
出産の痛みは壮絶ですが、壮絶!というものばかりではなく、思ってたよりも大丈夫だったというパターンもあるということも書いておきたいなと思い、したためました。
第二子は、どんなお産になるのかな、、、